過敏性腸症候群

乳酸菌由来の美容成分で作成の化粧品

乳酸菌は化粧品にも応用され、しかも美容成分をたくさん含むものとしてとても重宝されています。
たいていは、健康になるために飲用したり、美容のために毎日続けて飲んでいる人もいますが、この乳酸菌を化粧品として使うという発想もとても素晴らしいものであるといえるでしょう。
古代には牛乳風呂に入って、肌の乾燥を防いだり、色白の肌を保つためだったようです。

こうした牛乳風呂は、発酵乳を使った風呂になります。
牛乳の中にあるミルクホエイが、アミノ酸をはじめ、ビタミンやミネラルなどを含んでいて、肌に直接触れると、美容にもいいということがわかっていました。
その後、乳酸菌は腸の内側の粘膜を保護する働きがあることがわかっており、その働きを応用して皮膚を保護する働きを持つということがわかってきました。

こうして、研究が進んだ結果、皮膚の感染症を防いだり、やけどをしたときに使用すると、治癒期間が短くなるなど、皮膚に直接塗って使用しても問題なくいろいろな効果があることがわかってきました。
そして、今では乳酸菌をたっぷり含んだ化粧品がたくさん開発され販売されるようになっています。
ただ、乳酸菌を前面に押して広告を打っているメーカーというものは少ないようで、実際には素材としてはよく使われるようになっています。

ヒアルロン酸も乳酸菌のおかげで、低コストで製造できるようになったため、化粧品をはじめ、食品や医薬品にも使われるようになっています。
他には、イソフラボンも乳酸菌の仲間であるビフィズス菌が発酵する過程を利用した方法で活性型に変えることができ、皮膚を弾力のあるものにし、シワをなくす効果のある化粧品へと応用されています。
こうして、乳酸菌はその発酵過程を利用していろいろな化粧品に利用されているのだと考えておきましょう。
同時に安全性にも配慮した商品に仕上がっています。
もしかしたら、今使っている化粧品も、乳酸菌を活用してできたものなのかもしれません。
乳酸菌でお肌もお腹も健康になりましょう。

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